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聴覚文化研究 金子智太郎 |
Aural Culture Research Tomotaro Kaneko |
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ブッチ・モリス"テスタメント: コンダクション・コレクション"ライナーノーツ 翻訳(部分) |
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アメリカ人コルネット奏者、ローレンス・D・”ブッチ”・モリスは集団即興演奏の指揮者として知られています。モリス自身が「コンダクション(Conduction 物理用語で、伝導)《と呼ぶ指揮の技術を、大澤真幸は次のように説明しています。 「彼は、何かの言語的なサインや動作を発する。すると、これをきっかけにして、演奏のリズムやメロディー、ハーモニーなどが新たに創始されたり、転換したりするのだ。それらは、ほどなくして、特有な構造へと収斂し、新たに分節された作品を構成する。この一連の過程は、指揮者が初めから計画していたものではない。指揮者の意図を完全に越えて、音楽は変転していく。《 (大澤真幸『美はなぜ乱調にあるのか:社会学的考察』、2005年、青土社、p.215-216。) “テスタメント:コンダクション・コレクション”は、モリスが日本、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ等で現地のミュージシャンとともに行なったコンダクションを収めた、CD10枚組ボックスセットです。ライナーノーツには、モリスがコンダクションの発想を得た経緯、活動の変遷、コンダクションの理論、技術、コンダクションについてのいくつかのエッセイなどが収められています。 ここでは、集団即興演奏の研究の一環として、このライナーノーツを翻訳していく予定です。 |
| p.11-12. コンダクション・ボキャブラリー |
| ©2008 金子智太郎 Tomotaro Kaneko |