オーディオユニオン録音コンテスト入選作品集

1970年代、テープレコーダーによってさまざまな音を録音することを楽しむ趣味が「生録」と呼ばれ、流行しました。生録とは生録音の略です。音楽だけでなく会話、蒸気機関車、祭、鳥や虫、身のまわりの音、架空の音など、録音の対象は広がっていきました。各地に同好会がつくられ、専門誌、ラジオ番組、生録用レコーダーやアクセサリー、コンテスト、ツアーなどが流行を支えました。

「オーディオユニオン録音コンテスト」は当時、おそらくもっとも継続した生録コンテストです。1971年から80年まで、全10回開催されました。第1回の募集要項には「特別に課題はありません、あなたのテーマをあなたの腕で自由に表現して下さい」とあります。入選作品はLPレコードに収録され、応募者に配布されました。当時の生録のありかたを聞くことのできる貴重な音源のひとつです。

この「オーディオユニオン録音コンテスト」第3回から第10回の入選作品集レコードに収録された作品を、ディスクユニオン社様のご厚意により許可をいただき、youtubeに公開します。この音源の著作権はディスクユニオン社にあります。商業利用は禁止されています。

・第3回オーディオユニオン録音コンテスト入選作品集 (1973年) [view]

・第4回オーディオユニオン録音コンテスト入選作品集 (1974年) [view]

・第5回オーディオユニオン録音コンテスト入選作品集 (1975年) [view]

・第6回オーディオユニオン録音コンテスト入賞作品集 (1976年) [view]

・第7回オーディオユニオン録音コンテスト入賞作品集 (1977年) [view]

・第8回オーディオユニオン録音コンテスト入賞作品集 (1978年)以下準備中

・第9回オーディオユニオン録音コンテスト入賞作品集 (1979年)

・第10回オーディオユニオン録音コンテスト入賞作品集 (1980年)


デジタルリマスタリング:宇都宮泰、大城真
クレジット翻訳:高嶋太郎、金子智太郎




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第2回(1972)の応募要項原稿


このコンテストの情報を求めています。当時生録を楽しんでいた方、コンテストに応募された方、入選された方、お話を聞かせてください。コンテスト第1回、第2回の入選作品集も探しています。制作されたのかどうかも把握できていないので、教えていただけると助かります。またご希望の方にはwavファイルをお譲りします。tomotarokaneko -at- gmail.comまでご連絡ください。

生録の詳細については

金子智太郎「一九七〇年代の日本における生録文化──録音の技法と楽しみ」[View]




この音源公開はJSPS科研費17K02351の助成を受けたものです。